4月25日第3回目の緊急事態宣言が発出され、連休後半には、5月11日までとなっていた緊急事態宣言解除の延長(5月末日まで)が早々に発表されました。
短期集中で感染を抑えます、とあれほど強気で言われ、私たち国民、とくに大阪府民の大半は、「ありえないわな」と冷めた目で見ていて、まさにその住民感覚が的を射ていた、わけです。
もう切り札はワクチン接種しかないのですから、できる限り速やかに、でもその実施にあたっては、ワクチン接種に携わる医療の方々や地方自治体の方々、私たちの知らない場面で動き、支えてくださっておられる方々、みなさま、これ以上の無理を重ねることなく、実施していただくしかないようです。
今回はゴールデンウィークのさなか、5月3日から9日までの様々な数値がはたして実態を示しているのかどうかは、次の1週間を見てみたいと思います。
とりあえず、参考数値として、今回も検査数と陽性率の推移から見てみましょう。
検査数は8万5千件、陽性率は7%でした。
次に府下各市町村の感染状況を、直近1週間の感染状況、さらに前週との比較から見てみます。
大阪府下市町村における直近1週間の新規感染状況を見てみます。
今週も府下全体で、新規感染状況はステージⅣレベル=人口10万人あたりの週間新規感染者数25人をさらにはるかに上回り、68.7人となっています。
ステージⅣレベルを超えた市町村は37市町。
ステージⅢレベル、人口10万人あたりの新規感染者数15人を超えたのは3町。
今週まったく感染者を出さなかった、あるいは10万人あたり0.5人以下の市町村は2町でした。
次に前週との比較です。
週間感染者数が、今週は前週から府全体で7,948名から6,046名へと2千名近く減少しました。
府下市町村を細かく見ると、前週より増加した市町村はドンと減って8市町村。
(該当の増加した市町村には黄色マーカーをつけています。)
府全体の人口10万人あたり新規感染者数68.7人を超えたのが8市町(該当の市には欄外に赤丸をつけています。)。
さすがに人口10万人あたり100人を超える市はなくなりました。
100、80とか68.7とか、異常に慣れきって、感じにくくなってしまいます。
先述しましたが、5月3日から9日の一週間はゴールデンウィーク真っただ中ということもあり、大きく感染が減少したと手放しに喜ぶのでなく、さらに兜の緒を締める所でしょう。
何といっても、ステージⅣからかけ離れた感染者数なのですから。
ここしばらく、感染者の年代層を見てきませんでした。
若年層が多い状況は、全国的にそう指摘されている通りでしょう。
4月19日から25日の週、細かな数値でなくざっくりとした人口の年代層比とコロナ感染者のそれとを比べてみて以降、なぜ年代比を紹介させていただかなくなったのか、理由があります。
感染が爆発的に増大してきた4月下旬、4月27日の府報道発表資料では、それまでの新規陽性者の年代がたくさん修正されています。
そして、27日当日1,230名の陽性者年代調査では「年代調整中2」とされ、以降翌日や後日の年代修正が繰り返されました。
さらに、5月1日年代調整中17名、2日22名、3日13名、4日48名、5日8名、と連日年代調整中となり、今日現在に至るまでいまだ修正されていません。
その状況を見ながら、細かな数値を示す以上は正確な数値が求められてしかるべきと考え、紹介を控えさせていただいてきました。
最後に、連日の死者、重症者数について。
前週に紹介した、12月以降各月の死者、重症者数の表に、この5月1日~9日まで10日間を加えてみました。
一日も早くワクチン接種が完了しますように。
亡くなった方、ご家族、たくさんの方々の痛みと嘆きの声を聴き落とさず、しっかりと受けとめることができますように。
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短期集中で感染を抑えます、とあれほど強気で言われ、私たち国民、とくに大阪府民の大半は、「ありえないわな」と冷めた目で見ていて、まさにその住民感覚が的を射ていた、わけです。
もう切り札はワクチン接種しかないのですから、できる限り速やかに、でもその実施にあたっては、ワクチン接種に携わる医療の方々や地方自治体の方々、私たちの知らない場面で動き、支えてくださっておられる方々、みなさま、これ以上の無理を重ねることなく、実施していただくしかないようです。
今回はゴールデンウィークのさなか、5月3日から9日までの様々な数値がはたして実態を示しているのかどうかは、次の1週間を見てみたいと思います。
とりあえず、参考数値として、今回も検査数と陽性率の推移から見てみましょう。
検査数は8万5千件、陽性率は7%でした。
次に府下各市町村の感染状況を、直近1週間の感染状況、さらに前週との比較から見てみます。
大阪府下市町村における直近1週間の新規感染状況を見てみます。
今週も府下全体で、新規感染状況はステージⅣレベル=人口10万人あたりの週間新規感染者数25人をさらにはるかに上回り、68.7人となっています。
ステージⅣレベルを超えた市町村は37市町。
ステージⅢレベル、人口10万人あたりの新規感染者数15人を超えたのは3町。
今週まったく感染者を出さなかった、あるいは10万人あたり0.5人以下の市町村は2町でした。
次に前週との比較です。
週間感染者数が、今週は前週から府全体で7,948名から6,046名へと2千名近く減少しました。
府下市町村を細かく見ると、前週より増加した市町村はドンと減って8市町村。
(該当の増加した市町村には黄色マーカーをつけています。)
府全体の人口10万人あたり新規感染者数68.7人を超えたのが8市町(該当の市には欄外に赤丸をつけています。)。
さすがに人口10万人あたり100人を超える市はなくなりました。
100、80とか68.7とか、異常に慣れきって、感じにくくなってしまいます。
先述しましたが、5月3日から9日の一週間はゴールデンウィーク真っただ中ということもあり、大きく感染が減少したと手放しに喜ぶのでなく、さらに兜の緒を締める所でしょう。
何といっても、ステージⅣからかけ離れた感染者数なのですから。
ここしばらく、感染者の年代層を見てきませんでした。
若年層が多い状況は、全国的にそう指摘されている通りでしょう。
4月19日から25日の週、細かな数値でなくざっくりとした人口の年代層比とコロナ感染者のそれとを比べてみて以降、なぜ年代比を紹介させていただかなくなったのか、理由があります。
感染が爆発的に増大してきた4月下旬、4月27日の府報道発表資料では、それまでの新規陽性者の年代がたくさん修正されています。
そして、27日当日1,230名の陽性者年代調査では「年代調整中2」とされ、以降翌日や後日の年代修正が繰り返されました。
さらに、5月1日年代調整中17名、2日22名、3日13名、4日48名、5日8名、と連日年代調整中となり、今日現在に至るまでいまだ修正されていません。
その状況を見ながら、細かな数値を示す以上は正確な数値が求められてしかるべきと考え、紹介を控えさせていただいてきました。
最後に、連日の死者、重症者数について。
前週に紹介した、12月以降各月の死者、重症者数の表に、この5月1日~9日まで10日間を加えてみました。
一日も早くワクチン接種が完了しますように。
亡くなった方、ご家族、たくさんの方々の痛みと嘆きの声を聴き落とさず、しっかりと受けとめることができますように。
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