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将来人口推計についてもう少し

以前紹介した見える化システムで、全国各自治体の2000年からの人口実績と、2040年までの将来人口推計が調べられます。

全国の人口実績と将来推計は、以下のグラフです。

全国人口

最新の国勢調査2015年までの実績から、向こう35年間の推計が示されていますが、現在20歳の方々が50歳代現役バリバリの頃、2040年までを推計しています。
高齢化率は35%、3人に1人が高齢者、生産年齢人口割合は50%強。
想像してみてください。
国民2人に1人で、子どもたちや高齢者を支える勘定になります。

ちなみに将来の人口推移をより分かりやすく可視化したグラブがこれです。

日本の年齢別人口推移可視化グラフ
「eCitizen.jp」運営サイトより

その推移グラフを大阪府、当大阪狭山市、南河内広域で同様に見てみました。

まずは大阪府です。

大阪府人口

2015年高齢化率が全国47都道府県中の37番目の25~6%、これが2040年推計で37~8%。
すごいアップですが、全国では41番目の高齢化率です。
15歳年齢人口はほぼ半減。

大阪狭山市はどうでしょうか。

大阪狭山市人口

2015年の高齢化率28%、大阪府下では41保険者(自治体)中の11番目ですが、全国1519保険者のうちほぼ真ん中くらい875番目です。
2040年はどうか、高齢化率40%近く、これも府下では11番目とupしますが、全国では1064番目。

大阪狭山市は、南河内近隣市町村と比較するとまだましな方です。
南河内広域他の2市2町1村は悲惨な推計です。

富田林市

富田林市人口

河内長野市

河内長野市人口

太子町

太子町人口

河南町

河南町人口

千早赤阪村

千早赤阪村人口

グラフで見て一目瞭然ですが、各市町村とも30数%~60%、人口が減少するとの推計です。
当大阪狭山市は18%の推計ですが、これは近大病院の移転影響が加味されていないのかもしれません。

地域から3人に1人、2人に1人がいなくなる、減少する、こんな将来推計で、果たしてどんな将来ビジョンを描けるのでしょうか。

気になるので各市町村の将来ビジョンを見てみましたが、大阪狭山市、千早赤阪村以外の市町村では2040年の推計自体に触れていません。
2025年程度までしか触れていません。

30年先の将来に触れずして、かなりに困難な状況を住民に伏せたまま、何の未来図でしょう。

おまけにどの市町村も似たりよったり同様なビジョンでした。
若者人口の取り込み、を掲げていますが、若者全体人口が減少するのですから、全国各自治体、自分の自治体へと、競い合うしかないのでしょうか。

国からの推計が出ているのなら、その推計のあまりな悲惨さに目を背けるのではなく、住民と一緒に知恵を振りしほぼるしかない、競い合うのではなく、英知を結集するしかない、と私は思います。

極端に言えば、消滅する自治体も出てくるでしょう。
その覚悟も必要だと、思います。

財政、人口、これまで触れてきた様々な逆境が押し寄せるのだとして、そこから叡智を振り絞る、それが求められる時代です。

そして、その叡智は、上から押し付けられるものであってはダメだと、思うのです。
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プロフィール

NPO法人ワーカーズふろむさやま

Author:NPO法人ワーカーズふろむさやま
「住み続けたい街は私たちの手で」をミッションとして、大阪狭山市を拠点に、高齢者の介護相談や介護への社会的理解を促す活動を進めるNPOです。

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