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人口の将来見通しについて

現在生存している人の将来見通しは、過去のデータによる中途死亡率などを加味して割り出されます。
問題は、これから生まれてくる未生人口、出生率の見通しです。

そもそも何のために将来人口見通し予測を立てるのか、
大きくは、財政検証のため、です。

〇目的その1
社会保障費を含む公的年金財政の見通しを立てる


人口見通しを立て、同時に経済予測も立て、財政の見通しを立てます。

厚労省の人口見通しは、国立社会保障・人口問題研究所が打ち出す「日本の将来推計人口」によっています。

例えば2012年H24年推計によると、
出生率(合計特殊出生率)は、2010年H22年実績が 1.39
そこから
50年先2060年の推計で 1.12~1.60と予測しています。

平均寿命は、2010年H22年実績が
男性79.55歳
女性86.30歳

50年先2060年推計で
男性83.22~85.14歳
女性89.96~91.90歳と予測しています。

8-2b.jpg

人口の変化予測は以下のように見通しされています。

8-3.jpg

続いて
〇目的その2
労働力を知る


最新では、H25~26年、2013年~2014年の調査に基づく「労働力需給の推計」(独立行政法人労働政策研究・研修機構)から2030年の推計が出されています。

経済再生シナリオ+労働市場への参加が進むケース
から
ゼロ成長シナリオ+労働市場への参加が進まないケース

幅広く推測し、それを
5歳年齢区分、男女別、労働力率、就業率別に予測しています。

ちなみに、労働力率と就業率は
分母はどちらも生産年齢人口(15歳以上)です。

労働力率=分子が労働力人口(生産年齢人口-学生や高齢、障がい者等働けない人口)

就業率=分子が就業人口(実際に働いている人口)

2030年の労働力人口は、H26年2014年の6,587万人から、
ゼロ成長・参加現状で5,800万人へと減少

経済・雇用政策を講じ、経済成長とともに労働市場への参加が進む場合の経済再生・参加進展では6,362万人と減少幅が縮小すると推計されています。

2030年の労働力率は、H26年2014年の59.4%から、
ゼロ成長・参加現状で55.5%に低下、
経済再生・参加進展では60.8%
と現在水準より上昇する予測となっています。

労働力人口

2030年の就業者数は、H26年2014年の6,351万人から、
ゼロ成長・参加現状では5,561万人に減少
経済再生・参加進展では、6,169万人
減少幅が縮小するものと見込まれています。

就業人口

2030年の就業者数の性別構成については、
ゼロ成長・参加現状では現在(男57.0%、女43.0%)とほぼ同様
経済再生・参加進展では女性の構成比が1.4ポイント上昇すると推測。

年齢別構成については、人口の高齢化を反映、
60歳以上の者の割合が
H26年2014年の19.4%から、
ゼロ成長・参加現状で20.3%
経済再生・参加進展で22.8%と、
いずれも高まるものと見込まれています。

就業率は、2014年の57.3%から、
ゼロ成長・参加現状では53.2%に低下
一方、経済再生・参加進展では、59.0%に上昇すると見込まれています。


〇目的その3
各産業、各自治体の将来見通し戦略を立てる


人口将来見通しは、民間産業はもちろん、全国各自治体の将来政策、運営を考える基礎情報となっています。

「地方人口ビジョン」
「地方版総合戦略」


そんな言葉に出会いました。

H26年内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局の構想では

①若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現
②「東京一極集中」の歯止め
③地域の特性に即した地域課題の解決


の3点を基本的視点とし、5 つの検討項目

①地方への新しいひとの流れをつくる
②地方にしご とをつくり、安心して働けるようにする
③若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
④時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守る
⑤ 地域と地域を連携する

が示されています。

国と地方が総力をあげて取り組むための指針として、 国の「長期ビジョン」と「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下、「総合戦 略」という。)が決められ、
H27年には各自治体から「地方ビジョン総合戦略」が相次ぎ策定、発表されました。

大阪狭山市人口ビジョン・大阪狭山市総合戦略もあります。
自慢できることではありませんが、今回私は初めて知りました。

大阪狭山市人口ビジョン・大阪狭山市総合戦略概要版

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平成30年予算を分かりやすく見ていく中で、社会保障費・介護への入り口に立ち、どんどんと視点が広がっていきます。

この枝分かれは、ある程度仕方ないかと思いますので、以降もご一緒にお付き合いください。
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プロフィール

NPO法人ワーカーズふろむさやま

Author:NPO法人ワーカーズふろむさやま
「住み続けたい街は私たちの手で」をミッションとして、大阪狭山市を拠点に、高齢者の介護相談や介護への社会的理解を促す活動を進めるNPOです。

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