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地域福祉の20年、あれこれ思ったことなど最終章

今年は本当に寒いですねえ。

平成30年度介護保険改正の詳細が少しずつ耳に入ってきます。
気の滅入ることが続きます。
例えば
要介護1や2の方も、介護保険から外れて地域事業、総合事業に組み込まれる。。。

現在の要支援者、自立者対象の総合事業の様相では、介護保険事業の財源は楽になったかもしれないが、その分が地方に回るわけだから、総枠としては同程度の財源となっているのではないでしょうか。
でも、制度改正の根本が「持続可能な介護保険制度」をうたう限り、財源縮小の姿は、もうすぐ形として見えてくるはずです。

居宅介護支援=ケアプランセンターの管理者が主任限定となること。
国は一人ケアマネ事業所のことなど考えていない、というより、ややこしい事業所なんだろう。
軽度介護者が地域事業となれば、経過期間はできたにしても、ケアプラン作成料金はどうなるのだろう。
気の滅入る話だが、
が、考えてみれば、介護保険制度が百年の未来へ続くものなら
どのように制度が変わろうと、変化についていけるほどの規模、財政、技術、人材等が整った事業所が生き残る方が、国民にとってもいいはずなのです。

その事業所が、しっかりと国民の側に目を向けてくれるなら。
しっかりと働く者の生きがい、やりがい、高齢者を支える仕事に誇りと幸せをもてるよう、考えてくれるなら。

20180110朝
花であれ生き物はもう育てまい、と思ったんですが・・・


このシリーズ最終章になります。
福祉に携わるもの、いや、この世に生を得たものの心根の在り方、に話し合いが入っていきました。

「優しさや、尽くしたい思いって、だれの中にも眠ってると思う。」

「それが、こういう仕事、ここの会のこれまでのやり方の中で、利用者さんや会員さんとの中で、引き出される。」

「私が人より性格いいから、いい仕事や活動ができているのじゃない。」

「いいもの持ってるかもしれないけど、すごく厭な、見苦しいものも持っている。」

「自身一番よくわかることで厭な自分を乗り越えて、いい自分が引き出されてることが実感できた時、この仕事やっててよかったなあ、生きててよかったなあ、と思える。」

「けど、ちょっとした気持ちの行き違いがあったり、能力や体力超えた毎日が続くとしたら、そのしんどさやストレスで、厭なものも引き出されてしまう。」

「もうこんな仕事したくないとか、こんな家に訪問したくないとか、このままやっていけるはずがないって。」

「厭な、醜い私も、相手との対人関係、仕事のあり方の中から引き出されてしまう。」

「だから、それこそお互いさま。」

「利用者さんが上でも下でもなくて、私が訪問して、利用者さんにいい私引き出してもらって、一生懸命援助させていただいて、心から、また来ますねって。」

「それで利用者さんも『ありがとう』って、また来てもらいたい、自分もがんばって生きようって。」

みんながいきいきと、仕事に出られ、活動できる。そして、いいサービスが生まれる。」

「いいものは、必ずだれの中にも眠っている。」

「スタッフも、利用する方も、どんなふうに、互いに引き出されているか、自分の中でよく感じ取る。」

「それをこまめに見ていって、やり方を工夫して、反省したり、次の仕事や活動の中に知恵として表していく。
もともと、そんなことをやろうとしていたはず。」

「お金払って利用してるのだからと、うちの会員さんにはそんな方はいないし、会を信頼して、一緒に歩もうとしてくださる会員さんが多くて、それはとっても嬉しいこと。」

「甘えていたら駄目やけど、利用者さんも、足元見れば火の車、病や年齢との戦い、その中でなお、次の担い手を育てる一役を買って下さる。」

「多くの会員さんに、本当に私たち精一杯応えたい。」

「みんなで、地域福祉を一緒にいいものにしようと、その方向性さえ間違わなければいい。」

「人と接する仕事って、いいにつけ悪いにつけ、限界はないけど、年齢にふさわしい働きがあって、4~50代は4~50代の働き、60代は60代の働きって。」

「代々引き継がれていくことが引き継ぐ、ということで、必ず引き継がれないといけないのだけど、引き継ぐ者は、間違いなく少なくなっている。」

「高齢者どうしで助け合いましょう、いくら言っても、専門的分野には働き盛りの人の手助けがいるし、元気でいつまでもいましょう言っても、病気になってしまったら、やっぱり専門的分野の働きが必要となるし、壮年世代の担い手は必ず必要。」

「その人たちが医療福祉の仕事で、自分の住む地域の担い手として、働ければ一番いい。」

「たすけあいの有償も、介護保険レベルに、かなり専門的な面も増えてきているから、家計を預かる一員としての仕事の場として育てよう。」

「全員には伝わらなくっても、一人でも二人でもの方が、ああ、こんなに苦労して、地域のこと、福祉のこと考えてるんだって、私たちの言うこと理解してくれ、共鳴してくれる人はいるはず。」

「その人がこの会のヘルパーにはならないとしても、その人が今関わっている現場、家庭で、私たちの思いを伝えてくれたり、共鳴できたことを、その人なりのやり方で活かしてくれたら、実らしてくれたら、住民が自分の手で切り開く地域福祉を、という私たちの会の思いが、そこに実を結ぶ。」

「意図しないところで、花開くかもしれない。」

「今、きっとこれからも続く、苦しい状況の中で、関わるみんなで、力合わせ乗り越えて、利用者さんとも一緒に乗り越えていただいて、一歩乗り越えたら、次の仲間が現われ、事態は大きく変わると思う。」

「そう、それを今はただ祈って、今できることに力を尽くしましょう。」(了)

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

地域に生きる、というのは、こういう一面を抱えていることを忘れてはいけないなあ、と思います。
私は、すでにやや年老いて、また違った道のりを歩いていくのだけど、心根はひとつです。

いろんな人たちの違った花を持ち寄らないと、地域はうまく作れないのだなあ、つくづくと思いました。
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NPO法人ワーカーズふろむさやま

Author:NPO法人ワーカーズふろむさやま
「住み続けたい街は私たちの手で」をミッションとして、大阪狭山市を拠点に、高齢者の介護相談や介護への社会的理解を促す活動を進めるNPOです。

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